リアル あたしんち

昭和平成を生きるスーパーオカンと家族のエピソード

見ず知らずのおばさんを乗せる世間知らずの私

私が21歳のころ

世間知らずの学生だった時の話です



見ず知らずのおばさんを

車に乗せたことがありました

それも夜の11時ごろ💦😵 



今思うと、私は本当にお人好しといいますか、世間知らずといいますか、危険な橋を気付かずに渡ってしまうタイプだったな、と。




なんでまたそんなことになったかというと・・・



車がないと不便なところに住んでいた私は、

車に乗って、夜な夜な自販機にジュースを買いに🚗



ジュースを買って、車を走らせようとしたその時

車をの窓をコンコン!と。



『なぁ、お姉ちゃん、どこまでいくん?良かったら、どこでもええから乗せてってくれへん?』

と、50歳くらいのおばさんが、泣いている・・・😨




誰⁉️この人⁉️

うーん💦どうしよう💦

と困っていると




『お願いやー、どこでもいいねん。タクシー拾おうと思ったんやけど、どこにもタクシー走ってないから困ってんねん』

シクシク・・・と。



『それに、ここがどこかも分からんし、道も全然わからんねん・・・』




確かに、我が家の近辺は車がないととても不便な上に、タクシーなんて全く走ってない。

最寄りの駅までなんて、歩いて4時間はかかる。

こんな遅くにバスも走ってない・・・


どうする・・?



悩んだあげく

「どこまでですか?」とたずねてみた。




『いや、どこでもいいねん。〇〇(隣町)やったらどこでも』





その隣町というのは車🚗で20分ほどのところ。



21歳の私と50歳くらいのおばさん。

夜中の11時の会話。

あたりは車も走ってない真っ暗闇・・・



もうおばさんが心配というか、放っておけないというか、私が世間知らずというか・・・🥲



「いいですよ」

と、送ってあげることに。



『お姉ちゃん、ありがとう!ほんま、恩にきるわー!』とおばさん。



それで、車の後ろの座席に座ってもらって、隣町まで送ってあげました。



道中、おばさんと少しお話し。

『お姉ちゃん、歳いくつなん?』

と聞かれ答えると

『私の息子と同じ歳やん‼️』と。



よくよく聴くとそのおばさんは

私の中学時代の同級生のお母さん‼️

しかも不良番長の・・・😅

あらー・・・



おばさんも

『え⁉️うちの〇〇くんと同級生なん⁉️

じゃ、今度またうちに遊びに来てー❣️』と車を降りた。



『お姉ちゃん、これ、少ないけどな、タクシー代💵』

と5000円おいていってくれました❤️




結局、なんであんな暗いところに

おばさんがいたのか聞けず💦



今思えば息子に電話して来てもらえば良かったのにとか思うのですが




なんにしても、5000円サラッと置いて行ってくれたおばさん、けっこうカッコよかった✨✨✨👍

ま、タクシー代よりは安いけどねー

学生にとっては5000円はありがたかった✨✨





そして、私の世間知らずはこれだけでは終わらない・・😅