リアル あたしんち

昭和平成を生きるスーパーオカンと家族のエピソード

看護実習生の泣き言

気が付けば、前回のブログから
1か月弱・・・😱



先日まで病院実習(引率)に行っていました。
病院実習が始まると
クタクタでブログを書く体力が残ってなくて
またサボってしまいました💦



今回は大学2年生(20歳ごろ)の基礎実習。
学生にとっては初めての病院で
学生はドキドキ、病院で泣く学生も・・・😰



学生にとっての困りごとの多くは
・患者さんとどんな話をしたらいいのか分からない😭
・会話を広げられない😭
・耳の遠い患者さんとどうやって会話したらいいんですか?
・認知症の患者さんとどうやって会話したらいいんですか?
・患者さんに嫌われた~😭←思いこみ
・血圧計がうまく巻けない😭
・カルテに書いてあることが分からない😭→英語、略語、専門用語だらけ・・・調べろ!
・患者さんに何をしたらいいのか分からない😭
・何にもすることがない😭←おい!💦




私にもそんな日があったので気持ちは分かるんですが・・・



なので、学生を引き連れて
患者さんのところに一緒に行って
私と患者さんとの会話を見せます。


もちろん、私も患者さんとは
初対面です~~~💦💦💦


でも、そこは一応プロのナースなので
患者さんとは話はできます。
耳の遠い方も、認知症のある方も大丈夫💪


「先生、スゴーイ✨✨✨」
と学生が褒めてくれます😅


いやいや、普通に会話してるだけなんですけどね



でも、白衣ってすごい力があります。
白衣を着ているからこそ
話をしてくれる。


私服で話しかけられたら
「アンタだれ??」
ってなって、絶対に話なんかしてくれませんもんね。



本当に白衣って魔法のアイテムですよね~。



ほかにも学生は、初めての病院で
始めてのことだらけなので、色んな刺激を受けていました。



でも、一番衝撃が大きかったのは
亡くなられた患者さんをお見送りする光景だったようです。



今回の実習中では
何度かそのような場面に触れることがありました。


患者さんの家族様が階段の踊り場で
「今、お父さんが天国に旅立ちました・・・」
とお電話されている場面も。



そんな場面に触れるたび
私達看護師も涙が出てきます。



ほかにも、病態の急変もあり
あらためて医療の現場の厳しい現実を叩きつけられました。



やっぱりこの仕事は責任のある
大変な仕事だな、と。



実習生はそんな医療の現実に触れ
とまどいながらも、少しずつ何かを学び
実習の最後には患者さんにお礼を挨拶をしに行きました。
挨拶から帰ってくると、また学生が泣いている💦



「患者さんに
『ありがとう、いい看護師さんになってね』
 って言われました~😭」
と。


患者さんからの
『ありがとう』の言葉って
本当に魔法の言葉です。


私もその言葉に、何度も救われてきました。



看護学生もその嬉しさを感じてくれたことに
私も嬉しくなりました。



看護実習生の担当を受け入れてくださる患者さまには
何にもできない看護学生を
大きな気持ちであたたかく受け入れてくださり
本当に感謝しかありません。



そして、どうか、この記事を読んでくださいました皆さま
もしも看護学生が担当させていただくような
機会がありましたら
どうか、あたたかい目で見守っていただければ幸いです。



今回は看護実習生の記事を読んでくださって
ありがとうございました。