リアル あたしんち

昭和平成を生きるスーパーオカンと家族のエピソード

嫁と姑

我が家のオカンは20歳で結婚
21歳で私を産みました。


オカンは20歳で本家の長男の嫁になりました



ばあちゃんと、オカンの年の差は30歳
オカンが嫁に来たのはじいちゃんが亡くなってからだったので
ばあちゃんもけっこう発言力があって強かったのかな、と思います。



私が物心ついた時には、そこまで
嫁VS姑バトルを見たことがないのですが


でも、子どものころ、オカンの日記を見てしまったことがあって・・・
「はよ〇ね! クソババア!」
の文字を発見💦

これ、今だったらTwitterとかでツイートしたりするんでしょうね。
(昭和の日記帳・・・懐かしい。)



そして、ばあちゃんは、ばあちゃんで、私に
「あんたのお母ちゃんが、お父ちゃんにひっついて
 離れんかった」
と、さも、無理やりオカンがこの家に嫁いできたような口ぶり


まあ、だいぶ仲が悪かったんでしょうね~。



ばあちゃんはヘビ年生まれなんですけど
オカンの父親もヘビ年生まれで、かなり厳しく育てられたようで
(門限を過ぎたら、竹刀をもって家の前に立っていたとか)
干支の話になると、ヘビ年の良いところは絶対に言わない
ヘビ年の欠点ばかりを言っておりました
(*ヘビ年の方すみません・・・)


そんなこんなで同居して28年
ばあちゃんも歳をとり、気性も体力も弱ってきて
オカンも丸くなってきたのでしょう。
そこそこ穏やかな関係になっておりました



ばあちゃんが、風呂あがりにのぼせて(?)
倒れて、必死で扇風機の風で冷やしたこともありました
クモ膜下出血で倒れ、救急車を呼んだこともありました
ばあちゃんが入院から帰ってきたときは
オカンが足湯をしてあげたり、ごはんを食べさせたりなど
色んなことがありました。



ばあちゃんは、最後、肺がんで亡くなるのですが
オカンはマメに病院に通い
ばあちゃんの体を拭き
散髪してあげたり

水を飲ませてあげたり・・・


オカンは口は悪いのですが
案外、世話好きで、ばあちゃんの最後は
本当によく世話をしてあげてました。


嫁、姑として山あり、谷ありだったと思いますが
私にはわからない
2人には2人にしか分からない
2人だけの関係を築いていたのだなと思います



今もオカンはちゃんと仏壇とお墓には
花や果物を添えて
お世話をしています。



【韓国の屋台村で食べたポテト】