リアル あたしんち

昭和平成を生きるスーパーオカンと家族のエピソード

孫が可愛いいのは何人まで?

私の母(オカン)は韓国人だからか、なんでもかんでも
ストレートなものの言いをします。


それに負けず劣らずオカンの母(たま子さん
けっこうな直球です😅


そのせいあってか、おじいちゃんとはしょっちゅう言い合いのケンカ
私のオカンをはじめ、我が子たちにも直球、直球、直球しか投げませんが
たいてい、ホームランで返されて言いくるめられてしまうのが
たま子さんの可愛いところ。



私はそんなたま子さんの初孫として生まれてきたので
毎週のように泊まりに行っては、可愛がってもらっていました。


「これで、アイスでも買うといでー」
たま子さんにもらったお小遣いで近所の駄菓子やさんでアイスを買ったり


「さっさと、乗りんかいな~!!」
たま子さんの自転車の後ろに乗せてもらっては商店街に買いもの


一緒に銭湯に行っては「あんた、ほら、見てみい、こんなアカだらけや~」
と洗面器に浮いてるアカを見せてくれたり
「さ、飲み!!」と、銭湯の帰りにジュースを買ってもらったり
「行くでー!」と、自転車で商店街のお店におうどんを食べに行ったり・・・


お祭りの日には2千円ほどお小遣いをくれたりと
物言いはぶっきらぼうなんですが、本当によく可愛がってもらいました。



そんな たま子さんには私を含めて8人孫がおり
どの子にも同じように可愛がっておりました。


お盆、正月には孫たちが勢ぞろいし
いつも幸せに過ごしておりました。



しかし孫たちが成長し
みな大人になると、なかなかお盆も正月も集まれなくなってきました。



そして初孫の私が結婚し、ますます足が遠のいていました。



そんな数年後
私の従妹の結婚式があり
久しぶりに私を含めた孫たちが一斉に集まりました。



たま子さんに再会すると
「おばあちゃ~ん!!」と皆、声をかける。



久ぶりに会ったたま子さんに
私は
「おばあちゃん、久しぶりに可愛い孫らに囲まれて、幸せやな~」
と言うと



「あー、孫可愛いの3人までや!!!
 それ以上おったら、お祝いやらなんやらで、ホンマ貧乏や~」



「あんたらも、覚えとき!孫可愛いのは3人まで!」



そんな言葉に目がテン・・・
・・・そこにいた末孫たちの立場は・・・!?😅
もう失笑するしかありませんでした😂



そんなもんなんですかね~?