リアル あたしんち

昭和平成を生きるスーパーオカンと家族のエピソード

国際結婚のはざまで・・・

私は韓国人の母と日本人の父を持つ、アジア系のハーフです。
とはいっても、母も日本生まれの日本人。在日韓国人というやつです。


そんな父とオカン(母)ですが、一応、国際結婚ということで
それなりに、大変だったようです。


まず、結婚。父の両親から猛反対
父は本家の長男でもあり、まさか韓国籍の嫁など、もってのほか
私が小さいころ、(父方の)おばあちゃんから
「ほんまは、反対やってんけど、アンタ(私)のお母ちゃんがひっついて離れへんかったから・・・」
ということを、何度も何度も聞かされました。
(今思うと、よくそんな話を孫の私に・・・ばあちゃんの、意地悪さを感じます 笑)



しかし、二人はかけおち
でも、どうやら、父のお父さん(私のじいちゃん)が当時、体調がよくなかったようで
そのこともあって、結局、家にもどらざるをえなかったようです。
とりあえず、許してもらい、じいちゃんは52歳で亡くなりました。
そのあと、父とオカンは結婚。


普通なら、これで入籍してメデタシなんでしょうが
オカンは韓国籍だったんで、日本国籍になるのに、面倒な手続きが必要でした。
韓国人が日本国籍を取得するには、色んな書類の申請が必要なようで
当時は専門家に頼むと20万円ほどかかるらしいのですが
その手続きオカンは全部、一人でやってしまったようです。
ちなみに、小学校からの卒業証書などあらゆる証明書などの書類が必要だったとか。


さすがはパワフルオカン💪



その後、本家である父の家に嫁いできたオカン
この、ちょっと意地悪そうなばあちゃんとのバトル生活✨がはじまるわけです


娘・孫の立場でいうのもなんですが
この嫁にして、この姑あり(笑)
2人とも、かなりの強烈な個性の持ち主
それはまたのお話で。